韓国アジア大会に参加して
(参加者感想文 impression of participant from Japan)
里親 横銭眞理子
里親になってまだ間もなく、全里(注:全国里親会)や関ブロ(注:関東ブロック大会)などと、何の事かよく分からないので、とにかく参加させて頂いて、理解しようと思い、ようやく何の事かほんの少し分かりかけていたときに、このアジア大会も、同じように、とにかく参加して理解させていただこうと思いました。
しかし、参加された方々は、皆様大変よく勉強されていて、中身の深いもののようです(それも、よくわかりませんが)。しかし、熱い熱い情熱は伝わってきました。
ただ、不謹慎なことに思われるかもしれませんが、里子と一緒に韓国に行けたことが良いかったと思っています。昨年の10月末に虐待で我が家に来て、わずか6カ月で措置解除になり、その後、わが家の一室に住んで、私のことを「お母さん」と呼んでくれて。いずれ自立をゆっくりと見守りたいと思っています。
その短い彼との生活を中身の深いものにしていただいたのは、この韓国の旅です。
本当の親子では考えられない、母親と息子の旅ですが、自然と違和感なく、楽しく過ごせました。また、ご一緒させていただいた東京の里親さん達も、彼を温かく接してくださって、よい思い出づくりができました。いろいろありがとうございました。