ろくぼく Ladder

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ろくぼく
前進の力がなければ、ろくぼくの登りおりはむずかしい。腕が弱ければ登れない。しっかと握った両腕はこまかくふるえていたが、片方の脚がなかなか上がらない。両腕の白い補装具が目を射るようだ。